大げさなタイトルですが、近年「使い捨てプラスティック容器について」テレビやネットでも話題になっていますね。
山本食品としても数年前より豆腐をパック容器に入れて納品することは本当に必要なのか?を考えて参りました。

日本の高度経済成長、スーパーマーケットの出現、豆腐工場でのライン製造化により豆腐はパック容器での販売が余儀なくされました。

豆腐はパックに入っているものと、思ってらっしゃる方も多いかとは思いますが、むかーしは豆腐屋さんで豆腐を買いくのに鍋やボールを持って買いに行っていました。そして毎日豆腐の水を変えることにより豆腐を長持ちさせることができたんです。

(ダイヤモンドオンライン「街の豆腐屋が15%に激減した理由、手作りの技は絶滅の危機」の記事より)

時代錯誤な話と思われるかもしれませんが、非常に重要なことなんです。
2018年5月EU(欧州連合)で、使い捨てプラスティックの使用禁止法案が可決されました。
その議会で「何もしなければ、2050年までに海に浮かぶプラスチックの量は魚を越えるだろう」との発言もあったようです。

2020年までにはスタバもストローをなくすと発表しているように、世界的にも使い捨てプラスティックが問題になっています。
今までも山本食品ではできるだけ過剰な包装容器を使用せず、シンプルに味で勝負!をしてきました。
小売り販売から使い捨てプラスティックをなくすことは、現状では難しい問題かと思われますが、配達をしている取引先様のご理解を得ることができれば、山本食品から出される使い捨てプラスティックの量は激減します。

「容器にじかに豆腐を入れるのは衛生面で・・・」と言われることもありますが、実際に非常に管理が厳しいといわれる病院様にもパック納品は行っておりません。もう10年以上この方法で納品していますが、問題になったことは一度もありません。

「パックなしで納品してください」と言ってくださる取引先様も徐々に増えてきております。
その他のパックなしのメリットは「山本食品の取り組み」をご覧ください。